お金持ちの第一歩 貯蓄・節約体質をつくろう

人生の最初の目標として、新社会人になってから10年以内に資産0円から資産1,000万円を達成しよう!

 

特に社会人になりたての方に意識してほしい3点についてご案内します。貯蓄体質になって、貯金や投資ができるようになろう!

目次

1.強制貯金を利用しよう

資産1000万円達成のために心がけてほしいことがあります。

 

それは、「貯蓄・投資体質になること」です。貯蓄・投資体質を作れば、10年後のあなたの資産は今より数百万円増やすことも可能です。

 

そのために、僕が実践していたことをお伝えします

 

〇毎月の給料から強制貯金をする

〇支出を減らすこと=収入アップと同義と考える

 

このたった2つです。強制貯金のルールを実行し、支出減は給料のアップだという考え方を徹底しました。

 

ここでは強制貯金についてお話します。

 

毎月貯金もしくは投資ができる環境をつくってしまえば、夏・冬のボーナスからカード払いや、ローンの返済なく、好きなだけ貯金や投資に回すことができます。これが重要です。

 

逆に、夏・冬のボーナスをあてにしてカード払いをしていれば、毎月の給料から貯金どころか、赤字であれば貯金体質にはなれません。

 

もし毎月貯金できる環境であれば、賞与が夏・冬併せて4か月、全額を22歳の新入社員時代からずっと貯金にまわした場合、平均手取り70万x8年=560万円

 

30歳になったとき、賞与だけで、かなりの貯金ができる計算ですね。毎月3万円貯金できる環境なら、3万円x12か月x8年=288万円

 

賞与の貯金とあわせると、848万円。30歳には1,000万円近い貯金ができる算段ですね。

 

 

上記を達成するためには、賞与を全額貯金にまわすためには、以下留意してほしいです。

 

〇家賃について

毎月貯金するためにも、若いうちは家賃がお得なところを選ぶべきだと思います。もし、実家通いが可能ならば、実家にすむことを強くおすすめします。

 

〇毎月給料日に天引き形式で定期預金もしくは定期貯金を行う

たとえば郵便局の定期貯金では日にちを指定して、毎月定期貯金に決めた金額を預け入れることができます。給料日を指定して、3万円指定すると強制的に定期貯金がたまっていきます。

 

3万円については、税金と同じように額面からひかれてなかったものと考えると、生活は意外とできてしまいます。20代で1,000万円を貯めよう(投資をしよう)と思うなら、肝となるのは、習慣です。浪費する習慣があるか、貯金体質かで10年後のあなたの財産は雲泥の差です。

 

「明日から貯金しよう」は決してできません。そのような心持ちでいると、貯金できない言い訳をたくさん考えてしまいます。20代後半になると、あなたの友人は結婚ラッシュを迎えます。毎月祝儀で3万円払うような時期もきます。そのような突発的なイベントごとがない平常時には、貯蓄できるようになっておきましょう。

 

1,000万円貯めれば、転職や脱サラ、資格取得、不動産経営など先々のあなたの進路が広がりますよ。

2.支出を減らして貯蓄体質

ここでは、支出を減らすこと即ち給料アップと同義であるという考え方についてお話します。

 

若手社員の間は、なかなか給料がアップしません。

特に新入社員が2年目になると、1年目には支払っていなかった住民税の支払が発生します。実はこの住民税がなかなか金額が大きく、貯蓄の大きな負担です。

 

2年目になる時の昇給がよほど多くない限り、新入社員の時の手取りよりも少なくなるケースが多いのです。このことについて、認識していない方は非常に多いです。1年目の社会人は、「2年目になれば昇給するから2年目から貯金する 」と考えているのですが、実はその考えだと2年目でも住民税がネックになって貯金はできません。

 

このことから、貯蓄・投資体質を作るためには、支出を貯蓄ができる水準まで減らすということが非常に重要となります。

支出を減らすために、あなたが毎日どれくらい支出しているかを把握することは非常に有効な手段です。

 

子供のころに作った小遣い帳のように、1か月だけ騙されたと思って、使ったお金をすべて把握してみてください。

 

相当大きな無駄遣いが明らかになると思います。

 

僕が家計簿をエクセルでつけてから無駄遣いがものすごくあることに気が付き、以下を心がけるようになりました。

 

〇コンビニではお茶を買わない

 

コンビニでお茶を1日2本(160円x2本=320円)買っていましたが、たとえば西友などのスーパーで買うと、60円x2本=120円

 

1日あたり200円の得ですね。

これを一か月続けると200円x30日=6,000

一年間続けると6,000円x12か月=

 

なんと、72,000

 

1年間コンビニの代わりにスーパーを利用すれば株や投資信託の軍資金に変わりますね。

 

 

〇銀行ATMの時間外手数料を支払わないようにする

 

銀行ATMでお金をおろすと平日の日中を除いて手数料108円かかってしまいます。もっというと、手数料無料サービス等を利用していないかぎり、土日にコンビニATMを利用すると、手数料216円かかってしまいます。

 

毎週土日にコンビニでお金をおろす習慣があると、毎月1,000円近くを手数料払ってしまうことになってしまうんですね。本当に大変な無駄でしかありません。ATM利用については、手数料を支払わない習慣を是非身に着けてほしいと思います。

 

平日は銀行にいけないという方は、たとえば、郵便貯金の郵便貯金を利用すると、土日でも手数料かからないので、切り替えることをおすすめします。

 

 

〇携帯電話を格安キャリアにかえてみよう

 

ドコモ・au・ソフトバンクの大手3キャリアの方には貯蓄体質になる近道がありますのでご紹介します。


大手3キャリアで、通話かけ放題データ5GBの契約をしていると、月およそ8,000円かかります。
一方で、楽天モバイルやワイモバイルなどの格安MVNOで、平均的な月60分通話をしたとしてもおよそ4,500円程度しかかかりません。毎月3,500円お得になります。これは年間で、40,000円程度の価値があります。このお得を、大きいと考えるか、わずかと考えるかであなたの10年後の貯蓄は大きく変わると思います。

大手キャリアからMVNOに変更するときのデメリットは、電波ではなく(電波は率直にいって大手キャリアとMVNOで通話環境はかわりません。データ通信について、MVNOのほうが劣る時間帯があるといわれているのですが、実際に使ってみてストレスを感じる時間帯はあまりありません)キャリアメール(@docomo..ne.jpなど)が使えず、かわりにGmaiを利用しないといけないくらいです。

率直に、ラインなどの通話アプリが大流行している今、キャリアメールをつかっているでしょうか。

もしつかっていないようでしたら、ほぼデメリットはないと考えていいと思います。年間およそ40,000円を3大キャリアに支払うか、あなたの貯蓄や投資の原資にするかはあなたの判断次第です。

 

 

 

支出を減らす方法をお伝えしましたが、支出を減らすための第一歩は、まずどれだけ支出しているかを把握することからです。もしタバコを1箱吸っているなら、禁煙すれば節約効果は絶大です!!僕はたばこをやめて、年間14万円を投資資金にまわすことができました。

3.車を買うより絶対カーシェアリングをおすすめします

社会人になると、ローンが組みやすくなることから、まず自家用車を購入したいと思う方が多いと思います。ところが、貯蓄体質を目指すならおすすめはできないです。

 

というのも、購入資金に加えて、維持費がかなり生活費を圧迫してしまうことになるからです。

 

ご参考までに、コンパクトカーを保有・走行距離が500kmとした場合の1年間の維持費はざっと以下のとおりです

 

○オイル交換9,000

○自賠責保険10,000

○自動車重量税12,300

○自動車税7,200

○タイヤ交換4,000

○車検費用10,000

○駐車場代240,000

○ガソリン代60,000

合計352.500

 

一年間で35万円の維持費、さらに、車代もおよそ100万円かかることを考えると本当に大きいですね。

 

 

ただ、もしもあなたが車を利用しないといけない状況だとしたときに、ご自宅の近くにカーシェアリングを利用できる環境なら、カーシェアリングをおすすめします。

 

たとえば、駐車場経営でおなじみのタイムズのタイムズカーシェアリングを利用すると、15206円でガソリン代、保険代込み。4,020円で6時間パックとお得な料金もあります。仮に週1回6時間パックを利用したとしても192,960

 

 

自家用車を購入するのに比べると、15万円ほど節約ができることになります。貯蓄体質づくりの参考にされてくださいね。