初心者でも簡単な長期割安資産に投資しよう

ここでは、僕の資産運用の方法をご紹介しています。長期割安資産に投資するというものなのですが、割安資産かどうかを判断するためには、投資するかどうか。購入するか売却するかの「投資の物差し」をしっかり持つということが重要です。

 

 

資産運用の方法はゴールをどう設定するかによって大きく異なります。具体的には、年齢や今の資産と目標資産とのかい離は人それぞれですので、ご参考にしていただけると幸いです。

【長期割安投資という考え方】

 

長期投資とは、簡単にいうと、価格が安い時に買って、高い時に売るという方法です。 長期投資の対象として、以下をご紹介します。

①日本株への長期投資

 

日本株は、2000年以降、日経平均株価は約7,000~20,000円をゆっくりと行ったり来たりしています。

 

小泉内閣時代に、竹中大臣が日経平均が約8,000円前後の時代「国内株のETFを買えば絶対もうかる」と発言して批判を受けたりしていましたが実際その通りでした。

 

10,000円を割り込んでいる際は「買い」のタイミングだと思います。実際、10,000円を割り込んでいる際は世の中悲観論一色なのですが、この時期に投資ができた人が、いま小金持ちになられています。(元衆議院議員の杉村氏もその一人ですね)

 

 

日本株に対する物差しは10,000円を割り込んでいる際に全力で「買い」進めます。

②新興国に対する投資

 一方で新興国は、日本の成長率をはるかに上回る成長を見せています。

 

私が2001年に中国株に対する投資を始めました。

不動産大手 万科企業 簿価13円 ⇒274円

損保大手 中国人民財産保険42円⇒210円

石油大手 中国石油27円 ⇒84円

いずれも2016年6月10日時点

 

10年ちょっとで、3倍~20倍になっています。

 

日本株でも、もちろん何倍にもなるようなお宝銘柄がありますが、新興国の場合、金融やインフラの大手を買っておけば

新興国の成長の果実をうける可能性大です。

 

もちろん、新興国についてはリスクもあります。

 

・カントリーリスク

突然、外国人の投資について、払い戻しを認めない。このようなお達しが絶対ないとは、残念ながらいいきれないです。

 

・バブルの崩壊

中国の株式市況は大変過熱していると昨今いわれ続けています。10年~20年後を見据えると、僕は今よりも益々株価はあがっていくのではないかと考えていますが、目先を考えると暴落するような恐れもあるかもしれません。

 

 

このようなリスクを踏まえて、余力資金の一部で新興国に対する投資を僕は行っています。

 

 

ちなみに、僕が22歳社会人になったばかりの時、貯金はせず、すべて株に投資しました。ボーナスは全部日本株の原資に、月3万円を中国株投資の原資という具合です。(2001年~2006年までです)このとき、僕は借金もしておらず、仮に株が紙切れになったとしても死にはしないと考えていました。しかし、今は新興国も少しバブル気味の国も見受けられますので、余剰資金の一部の運用がいいのではないでしょうか。

③原油や金、外国通貨など

証券会社に口座を開設すると、株(日本国内の企業)だけではなく、金・銀・プラチナ、不動産(REIT)、ドルやユーロをはじめとする外貨、原油など、様々な金融資産に対して投資することができます。

 

僕は過去10年間のチャートを見て、安ければ投資するようにしています。

 

 

 

もちろん、歴史通りに株価が動かない場合もあると思います。しかし、負けない投資をするためには、歴史を活用することが素人には有用で、実際に長期投資で利益を出している人たちが多いのが実情です。

 

外貨についても、この20年間、1ドル約75円~120円を行ったり来たりしています。1ドル80円前後の時にドルをたくさん購入していた人たちは、円安のこの時代にドルをしっかり売却して利益を出しています。

 

金や、原油、不動産もおなじように長期間の過去の値動きをみると割安かどうかがわかります。たとえば、金は、有事の金と呼ばれています。戦争が起こると、金の価格はあがります。逆に、平静時は金の価格は落ち着く傾向にあります。

 

このような傾向を参考にすることが、長期投資の物差しのひとつになると思います。

 

ちなみに僕は、下落相場の格言を参考に投資しています。「天災は買い向かえ」「悪材料 出尽くしは買い」 「資産家は恐慌時に生まれる」「人の行く 裏に道あり花の山」 なにげに不景気時に投資していて、いま資産家になってテレビで注目あびているような人がたくさんいるのは、この格言通りに行動した人ではないかと僕は思っています。

 

割安資産に早く投資したい人は、投資対象を幅広く考慮すべきです。金や原油、不動産の価格に連動した投資信託を証券会社で購入することができますので、幅広い金融資産のうち、割安なものに投資する「長期投資」を行えば資産家に一歩近づくことができますよ。

 

 

もちろん、投資に100%確実に儲かるということはありませんので、上記を参考に自己責任ということもお忘れなく!!

【2016年8月時点で僕が毎月小口で投資している商品をご紹介します】

原油価格に連動した投資信託と、ロシアルーブルです。以下のチャート図をみていただくと、いずれも、過去数年を考えたときに、いまが最安値付近となっています。両社に対する投資のスタンスは、「暴落の時こそ買い時」「高値圏の今の価格は約4分の1。高値圏の半分(今の価格の倍)にもどるまで月3万円ずつを買い続ける」です。クリミア紛争以降、経済制裁を受け暴落していますが、いつか解除されると一気に値が戻るのではないかと期待しています。

 

お得な価格で購入することができるのでご参考になれば幸いです。